【Chromium OS利用のメリット】
Chromium OSでは、全ての作業をGoogle Chrome(ブラウザ)の中で行います。 従って「ブラウザ内で出来ないこと」を行うことは出来ません。 Chromium OSの利用は、Windowsの中からGoogle Chromeブラウザを使用する事に何ら変わりありません。 そこを敢えてChromium化するメリットには、以下のようなものがあります。
しかし「セカンド機」としての利用には 非常に効率的な選択肢となります。 また用途が(メールを含めた)インターネット利用に限られているのであれば、十分にプライマリー機としてご利用頂けると思います。 OSを、USBメモリから パソコン本体の内蔵HDDに移植する事も可能です。 その場合は、USBメモリは不要となります。一般には USBメモリよりも内蔵HDDの方が高速です。 ただし、内蔵HDDに移植すると Windowsなどの従来のOSは利用できなくなります。 【提供するビルドの種類】 当方では、以下の4種類のビルドを用意しております。
64Bit版のWindowsがインストール済みパソコンであれば、1.が該当となります。 32Bit版のWindowsがインストール済みパソコンであれば、2.が該当となります。(64Bit版のWindowsにも対応している場合は 1.でも可能です。) 3.と4.は旧型(目安として2009年以前)の端末のために用意しております。2.で起動しない/無線LANが使えないといった場合に試してみる価値があります。 【性能について】 Chromium OSは軽量で高速と言われていますが、実際にどれ位速いのでしょうか? 当方で実際に計測した資料がありますので紹介します。 <計測結果>
スペックの低い機材でも十分に活用可能です。 (802.11nについて性能がWindowsに及ばなかった理由については未確認です) <評価環境について> メーカー:NEC 型 番: PC-VK13MBBCB 発売日:2010/年12月 CPU: Corei5 560UM/1.33G 1G 160G メモリ: 2GB 使用したUSBメモリ: SanDisk社製:Ultra Fit™ USB 3.0 Flash Drive |
関連情報
【性能について】
Chromium OSは軽量で高速と言われていますが、実際にどれ位速いのでしょうか? 当方で実際に計測した資料がありますので紹介します。 ※ 使用したUSBメモリ: SanDisk社製:Ultra Fit™ USB 3.0 Flash Drive 【HP製デスクトップパソコンの例】
<比較動画> Windows7: https://youtu.be/Yra5P33rAbM Chromium: https://youtu.be/MOtOzTdvlts <評価環境について> メーカー:HP 型 番: 8200 Elite SF/CT 発売日:2011/年12月 CPU: Core i5 2400 vPro 3.10GHz メモリ: 8GB 状態: Windowsインストールから4年経過 【NEC製ノートパソコンの例】
<評価環境について> メーカー:NEC 型 番: PC-VK13MBBCB 発売日:2010/年12月 CPU: Core i5 560UM/1.33G 1GHz メモリ: 2GB 状態: Windowsインストール直後 |
【アップデートについて】
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【動作要件】
一般に Chromium OSの動作要件は、 ・PAEやSSE3の機能を持ったPentium4以降のプロセッサー ・512Mbytes以上のメモリ ・3Gbytes以上のストレージ とされています。 仕様上は「Windows XP搭載モデル」以上であれば動作するように見受けられますが、実際は動作しないケースがあります。 推奨は「1GB以上のメモリを搭載したWindows7搭載モデル」となります。 Chromium OSには32Bit版と64Bit版があります。 ※ 発送前に「32Bit版 / 64Bit版のどちらで用意するか?」確認させて頂きます。 Windowsの64Bit版が動作可能なパソコンであれば、まずChromium OSの64Bit版が動くと考えて良いと思います。 一方の32Bit版のWindowsパソコンでは、Chromium OSの32Bit版が該当しますが あまり古い端末ですと動かないケースもあります。 年代で言えば、「2010年以降に製造されたパソコン」であればほぼ問題はないのですが、それ以前になりますと 動作しないものが増えてきます。 当方では2007年モデルあたりまで動作実績がありますが、この頃のモデルですと動作しないケースの方が多くなります。 またIntel Pentium以外のプロセッサーには、Chromium OSが未対応のものがあります。Pentium以外ですと型番だけで「対応/未対応」の判断が困難であるため、購入の際にはリスクを伴います。 CPU以外にも、「Wi-Fiが使えない」ケースが考えれます。Wi-Fiにインテルチップを使っている場合は ほぼ問題ありませんが、メーカーオリジナルのチップを使っている場合は 認識しないケースが見受けられます。(DELL製などに多くみられます) <ご注意> Chromium OSを立ち上げるには、USBメモリからの起動が必要です。USBメモリ(もしくはUSB HDD)からの起動をサポートしていない機器では ご利用頂けません。 また Pentium M、Celeron M プロセッサーでの一部にPAEをサポートしないものがあり、こちらでは動作致しません。 PAEのサポートの有無をチェックするツールがマイクロソフト社から提供されていますので、該当するプロセッサーを搭載したモデルをご利用の方は確認をお願いします。 http://technet.microsoft.com/ja-jp/sysinternals/cc835722 ツールの利用方法は、以下のサイトに詳しい説明がありますので、ご参照下さい。 http://ameblo.jp/le-baux/entry-11813339522.html |
【ライセンス情報】
ChromiumはOSS(オープンソースソフトウェア)プロジェクトの成果であり そのライセンスは、BSD License、MIT License、LGPL、Microsoft Public License、MPL/GPL/LGPLから構成されます。 一般的にOSSは、個人でも業務でも自由に利用することが可能です。 ただし、それらを再版することはできません。 今回の取引で入手して構築したシステムを、「Chromium上で稼働するシステム」として再版することはライセンスに反しますのでご注意下さい。 Chromiumのライセンスの詳細は以下のURLをご参照下さい。 http://www.chromium.org/chromium-os/licensing |
【免責】
当方は、ChromebookやChrome OS、Chromium OSのメーカー/ベンダー/サプラーヤーではございません。 当方が提供する機材で、お客様のパソコン上で100%Chromium OSが動作する保証はありません。 お取引につきましては、先の【動作要件】などをご参照の上で お客様にてご判断下さい。 また当方が提供する機材で構築されたシステムについて、欠陥がないという保証はありません。 これらを利用することによって生じるいかなる問題についても、当方はその責を負いません。 構築/運用/動作に関する不具合修正や質問についてのお問い合わせはお受けできない場合があります。 このシステムを有償/無償を問わず第三者に提供される場合は、全てお客様の責任の範囲で行って下さい。 |
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