USBメモリのグレードアップについて

このお取引では標準で、
・SanDisk社製:Ultra Fit™ USB 3.0 Flash Drive(USB3.0仕様 16GB)
を用意しておりますが、お客様のご要望や要件に応じて、
・Silicon Power Computer社製:TOUCH T01 USB Flash Drive(USB2.0仕様 16GB)
・Transcend社製:JetFlash 710 SuperSpeed USB 3.0 flash(USB3.0仕様 16GB)
への変更をお受けしております。
※ 変更をご希望の場合は、「取引メッセージ」にてご連絡下さい。

【機材の外観と価格】

【製品の差について】
TOUCH T01(Silicon Power Computer)とJetFlash 710(Transcend)は、小型USBメモリーの中では比較的 放熱性に優れています。
USBメモリをメインストレージとするChromium OSでは、常時アクセスが発生するために通常の用途と比較して発熱量が多くなりますが、TOUCH T01とJetFlash 710については安心してご利用頂けます。
一方の、Ultra Fit(SanDisk)は、あまり熱に強い構造になっておりません。そのことが直ちに故障の原因となることはありませんが 長期間の利用については多少の不安が残ります。
速度ではUltra FitとJetFlash 710に軍配で、特にUSB3.0対応のパソコンで使用した場合は TOUCH T01と比較して3倍程度の性能差(前者の方がより高速)があります。
USB2.0対応のパソコンで利用した場合は、そこまで顕著に性能差は現れませんが それでも前者が1.5倍程度 高速です。
USB2.0対応パソコンでは、USB転送は2.0モードで行われますが、それでもUltra FitとJetFlash 710は メモリ自体のR/W性能が高いために結果として性能差となって現れます。

総評として、
・Ultra Fit(SanDisk)は高性能であるが、耐久性には不安がある。
・TOUCH T01(Silicon Power Computer)は耐久性にも優れているが、性能で劣る。
・JetFlash 710(Transcend)は性能と耐久性を兼ね備えている。(しかし高価である)
となります。

【内蔵HDDへのインストールについて】
OSを内蔵HDDへインストールして利用することも可能です。
USBメモリでの運用と、内蔵HDDでの運用を比較した場合、殆どのケースで内蔵HDDの方が高速です。
通常はUSBの転送速度よりも、内蔵HDDで利用されるIDEやSATAの方が速い仕様であるためです。
内蔵HDDへインストールした場合、元のUSBメモリーは不要となります。しかし以後Windowsなどの従来のOSは利用できなくなります。

【JetFlash 710(Transcend)の外観】
JetFlash 710は、金属の削り出し加工品のように継ぎ目が無く、美しいフォルムをしています。
これは見た目だけでなく、耐熱性に加えて(粉塵、衝撃、水滴 等)に対する耐久性を兼ね備えています。

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