出品用 - Chromebookを購入する前に

Chromebookの購入を検討されている方に!
Chromium OSをご存じですか?
これはChromebookに搭載されているChrome OSのオープンソース版で「Chrome OSのオリジナル」とも言えるものです。
Chromebookを購入される前に、一度お手持ちのPCでChromium OSを試されてはいかがでしょう?


【趣旨】
Chromebookは非常にコストパフォーマンスに秀でた製品です。
OS部分が非常に軽量で、かつChromeブラウザに特化した設計のため、低いハードウェアスペックでも高いパフォーマンスが実現可能となっています。
しかし「パソコン代わり」に購入すると、思わぬ落とし穴があります。
Chromebookは、見た目にはノートパソコンと変わりありませんが、実はパソコンとは一線を画するもので パソコンでは当たり前だったことで出来ないことが幾つもあります。

Chromebookを購入する前に、まずは手元のパソコンでChromebook環境を試してみませんか?
方法は簡単です。Chromium OSセットアップ済みのUSBメモリをパソコンに挿入して起動するだけ。
パソコンの世界とは全く異なるChromebookを体験することができます。
"体験"・・・と書きましたが、こちらはWindows上の模擬環境ではありません。これ自体がOS本体ですので、本物のChromebookと遜色のない 本格的なご利用が可能です。
Windowsに戻りたければ、USBメモリを抜き取って再起動するだけ。内蔵HDDは使用しませんので 既存の環境を壊すことはありません。
※ Chrome OSのコンセプト動画は、What is Google Chrome OS? にあります。
  Chromium OSの利用イメージにつきましては、Chrome OS on PC をご覧下さい。
 
【提供する商品】
お手持ちのパソコンのブート設定(BIOS)を変更して頂き、そこに挿すだけで Chromium OSが起動するUSBメモリーを提供致します。
このOSを利用する際のUSBメモリーの最低容量は4GBですが、多くの市販Chromebookが 16GBのメモリーを搭載していることから、当方でも16GBのUSBメモリーを採用しています。
※ この出品は「Chromium OSそのものの販売」ではありません。
  Chromium OS自体はネット上で公開されており、どなたでも入手可能です。
  しかし実行環境を整えるには若干の作業とノウハウを要します。
  こうした作業を得意とされない方のために 「Chromium OSの利用環境の構築作業を代行する」というのが、今回の出品内容となります。
  OSには32Bit版と64Bit版があります。先にご利用者の環境をお聞きした後で、それに応じたUSBメモリーのセットアップを当方が行います。

【Chrome OSやChromium OS出来ないこと

  1. Windowsアプリケーションの利用
    Windowsアプリケーションのインストールや実行はできません。
    Microsoft Office、Skype、iTunes、PhotoshopといったアプリケーションをChromebookで使うことは出来ません。
    同じく、世の中に沢山出回っているフリーソフトもご利用にはなれません。
    「スマホやタブレットで出来ないことを Chromebookでやろう」と思うと 以外と出来ることは少ないです。Chromebookはパソコンでは無いのです。
  2. 印刷やスキャナーの利用
    USB対応のプリンタなどは直接利用出来ません。ネットワークなどを経由して別のパソコンから印刷する必要があります。
    世の中にはChromebookから印刷できる「クラウド対応プリンター」というものも存在しますが、まだまだ普及しているとは言い難い状況です。
  3. ファイルサーバへのアクセス
    Windowsのファイル共有サービスやNAS(ネットワークストレージ)からデータを読んだり、保存したりする事はできません。
    もっとも Googleドライブなどのクラウドストレージを利用すれば、ローカルのストレージの必要性を感じることはありません。

【Chromebookとの違い】
  1. 自動アップデート
    Chromebookで標準装備している「OSの自動アップデート」「Chrome(ブラウザ)の自動アップデート」は残念ながら出来ません。
    これを行うには「USBメモリ自体の再セットアップ」が必要です。(希望者には再セットアップを安価に対応させて頂いております)
    ただ、このOS自体が極めてセキュリティにレベルの高い構造になっておりますので、そもそもWindowsのような頻繁なアップデートは必須ではありません。
  2. 証明書チップには未対応
    Chromebookの証明書チップには対応しておりませんので、CMC(クローム管理コンソール)からの利用に制約があります。
  3. 自動再インストールは不可
    Chromebookでは、BOOT OSに異常があった際にファームウェアが自動で初期化/再インストールを行いますが、Chromium OSにはファームウェアの概念がないために この機能はありません。もしもUSBメモリ自体に異常が発生した場合は、再セットアップが必要となります。

※ その他 動作要件 等につきましては、以下のリンクをご参照下さい。

【その他情報】

【お支払につきまして】
標準USBをご希望の方は、落札価格(2,980円) + 送料(520円)の計3,500円をお支払い下さい。
USBメモリーのアップグレードをご希望の方は、差額を含めて金額(計4,000円 もしくは計4,200円 )をお支払い下さい。

以上、どうぞ宜しくお願いします。